このページは未完成です。現在はイメージでの作成で間違った内容が含まれる可能性がありますが、参考程度にしていただければ幸いです。

上図はホットスタンプ(箔押し)での作業行程の一部になります。図では板に対してベタ抜き箔押しをした場合を出してみました。
版部位は銅製のものを利用(場合によってはスチール版など)、機械により150~220℃の熱を加えて箔を溶かして焼き付けます。転写のようなイメージです。
メッキのように限界までベタで箔押しすることはできません。10cm x 10cm程度なら可能かと思いますが、サイズが大きくなればなるほどゴミ・塵が入り、見た目が非常に悪くなります。ほとんどが文字や模様印刷などで利用されます。(例:パチスロのパネル)

上図が横から見た場合の動作になります。正直必要ないと思いますが、参考に。

この印刷にも向き不向きがあり、単純に凹んでいるとムラやブレや穴が出て、場合によっては版の破損をすることがあります。
上図のように平面にしか機械が動かないので、斜めの位置に印刷する場合は図の右のように「治具」というものを利用した印刷方法取るか、製品の形に合わせた版を作製し印刷を行います。

箔に印刷をしたものを転写する方法もありますが、箔コストが非常に高いので、現在はあまり行われていません。

身近なもので箔押しされたものでは、鉛筆の文字や手帳のロゴ(金文字など)などで見ることができます。パチンコ・パチスロなどでは、顔が映るくらいの金銀ラインや模様が箔押しという印刷をされたものになります。最近は光を裏からあてることで銀面に文字が浮き出るなどハーフミラーという箔押しが多くなってます。